ド・ゴール伝
生涯を通じて私は、フランスについてある種の観念
を胸のうちにつくりあげてきた。感情のみならず、理
性もまた、私の心に、それを吹き込むのである。つま
り私の考えでは、フランスは偉大さなくしてはフラン
スたりえないのである。(ド・ゴール大戦回顧録)
CHARLES DE GAULLE
by
A society for study of Occidental history
2001
2004年8月18日、改訂を施しました。
いわゆる「論文」ではないという本稿の性質上、読者の煩雑を避けるため、引用した事項の出典は本文中に( )をつけてタイトルのみを記すにとどめた。その場合、渡邊啓貴著『フランス現代史』は「渡邊フランス現代史」、河野健二著『フランス現代史』は「河野フランス現代史」、『サハラの砂、オーレスの石〜アルジェリア独立革命史〜』は「アルジェリア独立革命史」、山上正太郎著『チャーチル ド・ゴール ルーズヴェルト ある第二次世界大戦』は「ある第二次世界大戦」、村松剛著『ド・ゴール』は「村松ド・ゴール伝」、大森実著『ド・ゴール』は「大森ド・ゴール伝」、嬉野満洲雄著『ドゴール』は「嬉野ド・ゴール伝」、そしてアレクサンダー・ワース著『ドゴール』は単に「ド・ゴール伝」と表記した。それ以外の資料はタイトルをそのまま表記した。語句の解説等の脚注は各段落の末尾に記した。
〜字が小さくて読みにくい方はそちら様のパソコンで拡大をお願いします〜
第1部その1
冒頭
第一次世界大戦
剣の刃
職業軍の建設を!
ペタンとド・ゴール
第1部その2
第二次世界大戦の勃発
フランスの戦い
フランス脱出
ヴィシー政府
第2部その1
自由フランス
メル・エル・ケビル事件
海外植民地
ダカール上陸作戦
勢力拡大
第2部その2
アフリカ・シリアの戦い
諸大国との折衝
占領下のフランス
ジローとダルラン
「トーチ」作戦
第2部その3
北西アフリカ
カサブランカ会議
植民地の解放
ノルマンディー上陸作戦
フランス共産党
第2部その4
パリ解放
エピュラシオン
第四共和政
ド・ゴール退場
第3部その1
大国フランス
RPF
インドシナ
アルジェリアの沿革
セティフの虐殺
第3部その2
アルジェリア戦争の勃発
FLN
コロンの立場
ベン・ベラ事件
スエズ戦争
第3部その3
フランス軍の精鋭
アルジェの戦い
サキエト事件
ド・ゴール再登場への道程
第4部その1
5月13日
ド・ゴール万歳 !
「復活」作戦
Je vous ai compris
第五共和政
第4部その2
勇者の平和
民族自決
FNFとラガイヤール
バリケードの1週間
フランス共同体
第4部その3
アルジェリア共和国臨時政府
アルジェリア共和国
FAF、OAS、将軍たち
将軍たちの反乱
エヴィアン会議
第4部その4
OAS
エヴィアン協定
焦土作戦
アルジェリア独立
第5部その1
核武装
NATO離脱
プティ・クラマール事件
ド・ゴール外交・経済
ド・ゴールの人物
第5部その2
政界再編
五月革命
ド・ゴールの最期
付録その1(ド・ゴール以後の第五共和政)
ポンピドゥー時代
ジスカール・デスタン時代
ミッテラン時代
付録その2(その後のアルジェリア)
独立直後
ベン・ベラ時代
ブーメディエン時代
イスラム原理主義
参考文献
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